野戦改修について

あなたのお気に入り車両をさらにカスタマイズできる機能!それが野戦改修!

 

...っていう謳い文句で言われてますこの「野戦改修」。カスタマイズと言うには拡張性少ない気がしますが...

迷彩のカラーを256色で塗ることが出来ればいいんじゃないんですかね

 

突如現れた新機能「野戦改修」。あなたの好みを合わせたカスタマイズをしよう!...って言いたいんですがどうもこの機能は微妙な選択肢がいくつか見られます。

まず最初に概要ですが、車両の研究が終わるとエリート車両になります。そうするとエリート経験値が貯められるようになります。エリート経験値はゴールドでフリー経験値に変換することが可能ですが、最近になってエリート経験値を使用した新しい研究機能「野戦改修」が追加されました。

具体的にどういう物かというと、レベルごとに

「基礎的改修案」、「二元的改修案」、「特殊改修案」の3つの大きなカテゴリーがあります。

 

基礎的改修案は野戦改修をしていくと自然と上がるボーナスみたいな項目です。車両によってはHPが上がったり、エンジン馬力が上がったり、隠蔽や絞り時間が良くなったりと様々。この辺はWoT日本語Wikiを参照すると細かく乗ってます。

ただ1個気になる点を出すとHPが上がるとキャンペーンミッションのn倍弾き(nは2か3)が若干面倒になる所くらいでしょうか。Tier10だと1発分の差が付く車両もあるのでそこら辺は割り切るかあえて野戦改修しないか...でもしないよりする方がメリットは少なくとも多い...はずです。

 

二元的改修案は、選択肢が2つずつありそのうち片方を選んで特定のパラメーターを上げることが出来ます。代わりにデメリットとして別のパラメーターを下げることになります。その2つずつの選択肢は対になっているため、精度を良くすると絞り時間が遅くなるか、絞り時間を速くする代わりに精度を悪くする、のように必ずその選択肢でどちらかが犠牲になるようになっています。

しかし、プレイスタイルが変わることもあるのでその時その時で改修を外したり、もう片方を選択することも出来ます。もちろんどちらを選んでもメリットが得られないと思う場合は付けなくてもいい訳です。

 

特殊改修案は砲弾、消耗品を2セット分、拡張パーツの組み合わせを2セット分設定出来るものと拡張パーツの2スロット目に

ラマーの有無(ランダム戦)

拡張パーツのほぼすべての車両に積まれているといわれる拡張パーツ、「装填棒(通称:ラマー)」。これに関しての所感です。個人の感想なので参考程度に思ってください。

あ、付け加えると集団戦はラマーは絶対必要装備です。あくまでランダム戦での拡散パーツの話ですので注意してください。

 

前はイタリアMTルートのTier8以降にも付けれたんですが、アプデで付けれなくなったので例外行き。Progetto46を許すな

 

拡張2.0実装前は必ずラマーは積むべきな拡張でした。というかそもそも積む拡張の優先度が高いのがラマーなので絶対ってレベルでしたね。今となってはラマー外して別の拡張を付ける人も多い印象です。

 

 

 

ここからは私の考え方ですので、これが絶対ではないです。

 

例としてTier5のT-34、Tier8のISU-152、Tier10の60TP、FV4005、Obj268 V4を例にしてみましょう。例が多いのはそれぞれに考え方があるので共有するためでもあります。

 

T-34

Tier5のOP車両として有名なT-34。史実も強いしゲームでも強い、さすがソ連車。

まずTanksggで確認してみましょう。

私がTanksggで主砲関連で大体確認しているのはDispersion factors(照準拡散)、Dispersion(100mあたりの最終精度)が中心です。これは当たりやすさというよりかは主砲の取り扱いやすさに紐づきます。

 

57mm砲

移動時照準拡散値 0.2500、照準時間2.3000秒、装填時間は2.2052秒。

唯一かは分かりませんが、装填時間に対して照準時間が間に合わないタイプです。

もちろん装填時間が2秒台なのもあってラマーを積んで数撃ちゃあたる!って思えるんですが、MTな以上ずっと最前線で撃ち合おうとするとそれはそれでテクニックが必要になります。そこで中遠距離で戦う事を前提にします。そこで足を引っぱるのが移動時照準拡散値と後ほど紹介する「発砲後照準拡散値」。この2つの数字が大きいとどんなに装填時間通りに撃ったところでも結局当たらなければ実効DPMは0に近くなります。もちろん絞って撃つのを徹底するなら話は別ですが、それだとヘタすればラマー積まない状態と一緒で実効DPM自体は低下すると言わざるを得ないです。

この場合私は「ラマーを積まない」の判断になります。

 

 

結論として

・精度(思った以上に中心付近に飛ぶかどうか)に問題が無い場合はラマーを付けるべき

・重戦車などのダメージで稼ぐタイプの人はラマーを付けるべき

・DPM 4000以上行く車両にはラマーは付けるべき

・装填時間3秒以下、18秒以上(TDは例外)の場合は付けなくても良い。

・高DPM、低精度(低速の照準時間も含む)はラマーを積む優先度が低い

・低単発、高DPMはラマーを付けるべき(上記の範囲外の車両に限る)

 

 

精度のお話(玄人編)

精度のお話です。めちゃくちゃ難しいお話です。

弾当たらない、精度悪いなどといった部分で一度は見て疑うパラメーター、「精度」。今回は砕いてその詳細を見てみましょう。

▲これは例で出したObj.907。デフォルトの数値では0.32と表示される。

▲Obj.907なんて持ってねえよ!!って言われそうなので、M36 Jacksonも例に出しておきます。この場合のデフォルトでは0.28と表示されます。

 

別に精度なんて0.03とか誤差でしょって思った方。本末転倒なので、このタブを消してランダム戦するか違うゲームでもしてください。数学で1と2で比べられて同じとは言いませんね?そういうことです。

 

さて本題に戻りましょう。

ふと疑問に思ったことありませんか?「この戦車の精度は0.33なのに弾が当たらない」、「精度0.36なのによく当たる」

プレイスタイルにもよりますが、至近距離なら0.36でも0.4でも誤差とは思うのも無理はないです。ただこのゲーム、ブラックボックスな所に真っ直ぐ飛ぶ確率的な物があるせいなのか、100%弾が真っ直ぐ飛ぶことはないです。推測ですが、最大でも98%とかです。100mで弾を撃ち続けるみたいな事をすればその車両ごとにパラメーターが振られてるとは思いますが、詳細は分かりません。

 

そもそも精度と言われる物は「100mあたりの着弾分布(m)」のパラメーターで見ることができます。ただ、これは100mあたりでの話ですので遠距離になると相対的に精度は悪くなります。例え精度が0.31であっても450m超の距離にいる敵を撃とうとすると大体0.36くらいみたいに当たりにくく感じるようになります。

そしてこの精度と言われる物の内部を見て見ると、実際には「照準サークルの内側に飛ぶ、集弾するようになっている」システムになっています。これはかなり前のバージョンで修正されてサークルの中心付近に飛ぶようになっています。問題はRNG、乱数の話になるので中心に飛ぶ確率などは明らかになってはいませんが...

しかし、EUの有志がこれに関する実験をしました。

・実験車両としてTier1 Renault FT(以降ルノーFTと呼びます)、Tier9 M53/55(以降M53と呼びます)を比較とする

・100m先の建物に対して弾を撃ち続ける

・撃った場所はピンク色でマークする

・弾倉分の弾を撃ち切るのを条件とする

まず、ルノーFTとM53なんて比較にならんでしょって思うところですが、小数点第4位まで表示した場合の精度は

ルノーFT 0.5800

・M53 0.5799(野戦改修レベル7を精度に振った状態)

なんと0.0001の誤差にとどまります。おまけに、戦車視点と自走視点でのサークルの違いなども比較できるのでこれが妥当でしょう。

これで複数回行った所、実際の戦車視点での照準サークルはこの通り。

https://i.imgur.com/E9K0LVp.jpeg

ソース元 EUフォーラム(ポーランド語)

なんと実際の「100mあたりの着弾分布(m)」で表される数値(サークルのサイズ)は71%大きいことが測定されました。なんてこった。具体的な数値(小数点第5位以下)などはソース元のフォーラムの検証結果から見ていただきたいんですが、残念ながらポーランド語が分からないのでどなたか翻訳を...

以上の実験結果を踏まえると、ルノーFTの精度0.5800と表記されている精度は実際には「0.4118」という精度になります。

Grille 15

▲Tanks.ggから引用ですが、精度全振りGrille 15は「0.2052」と表記されます。

実験結果を元に計算すると、「0.1456」という数値になります。

すっごい......0.15すら切ってるやん...

FV4005

▲同じく引用で精度全振り4005ですが、数値では「0.3247」と表記されます。

これを上記の実験結果を元に計算すると「0.2305」という数値になります。

0.23!?なんてこった。

 

Q.なら精度良くしなくてもあらかじめそういう数値前提でエイムすればいいんじゃないの?

A.ええ、ごもっともです。

って言いたいんですが、これはあくまで精度に限った話なので、拡散、照準時間、弾速、集弾などのパラメーターで当たりやすさは左右されるので、あくまでも精度に限った話です。

もちろんそれがベストなんですが、UIと言われる物を無視して動こうとするにはそれなりに技術が必要になります。ってか普通無理じゃね?

なのでその実際の数値でエイムするmodが最近公開されました。

少なくともmod hubにあるのでWG公認です。

https://wgmods.net/6349

▲弱点を撃つためのエイム力を鍛えるmodではありますが、あくまで数値を実戦で体感したい人向けなのでこれを付けて「絶対強くなれる!!」っていうものではないのであしからず。

少なくともサーバー照準、RNGとの闘いになります。

むしろこれ無くても普通に遊べます。

 

もちろん精度は良くすれば良くするほど照準サークルを小さくできますし、サークル内部で乱数を起こす事を考えると精度を良くする事に越したことはないです。

精度を上げるツールは

「換気扇(Improved Ventilation)」「照準器(Improved Aiming)」、外部で「野戦改修」の3つになります。野戦改修は別の記事にて紹介します。

照準器ですが最終精度が良くなる、つまり絞り切りの精度が良くなる拡張パーツですね。照準器単体は最終精度を良くするのがメインなので元からある、精度面で良くする換気扇が積めない車両にはもってこいの拡張パーツです。

 

ただ、換気扇のみでも微量の数値ではありますが精度は良くなりますし、照準器と併せて使えば精度面では使い勝手がかなりよくなります。しかし併せて使うのは大体ラマーが積めない車両かそもそも弾が当たらないタイプが大半になります。そのため遠距離狙撃がメインなプレイスタイルの人にはこの組み合わせも1つの選択肢になりうるかもしれませんね。私も変な車両とかでない限りこの組み合わせはお世話になってます。

 

あとガレージ上での数値の小数点第3位表示の機能ですが、パソコンのコントロールパネルの「時計、言語、および地域」→「日付、時刻、または数値の形式の変更」→「追加の変更」→形式のカスタマイズ→小数点以下の桁数→「3」に変更(4にすると小数点第4位まで見れます)

こうすると照準時間、隠蔽、発射レートなどの数値が細かく見れるようになります。計算や細かな比較をするのにはいいですね。

 

難しい話ではありましたが、数値でなんとなく「へぇー」で済ますよりかは奥深く知ることでこの車両はこの数値で精度はこっちのほうが0.035良い!など、細かに知ることによって得られる情報があるので、思った矢先に書き留めました。あくまで持論ですので参考までに...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拡張パーツの組み合わせについてあれこれ

拡張パーツ2.0になってから多様性というか、定番と言われるものが変わりつつありますね。前は「換気、ラマー、スタビ」や「皮膜、ラマー、スタビ」などが主流でしたが、現在では車両ごとにこれ!とかこういうのもいいよね!って言うのまで増えてきました。選択肢が増えたのはいい事です。

 

拡張パーツという名前の言葉通りに、自分のプレイスタイルでプラスαの足りないものをパーツとして「拡張」する。または今では夜戦改修という機能もあるので、そこで生じたデメリットを拡張で補って相対的に0に近づけるみたいな使い方なども出来ます。つまり、拡張パーツ2.0と後述の夜戦改修によりその車両の味つけを調味料で自分独自にいじれるようになったということですね。

しかし、始めて間もない新兵の方や新しくルート開拓している方、またはコレクション用や優等をする方など様々な方がいらっしゃいますが、やはり「拡張パーツ」で迷うことはあります。プレイスタイルが確立されてない、拡張パーツがよく分からないなど様々な理由はありますし、筆者も未だによく分かってないこともあります。

 

ここでは筆者のkaniがいろいろと試した組み合わせ、プレイスタイル別の拡張パーツなどを細かく説明、紹介します。この拡張パーツカテゴリーは基本構成というよりかは、困ったらこれ!的なものを紹介、記載します。ほかの方では考えつかないような組み合わせもあるかもしれないので、もし良ければ参考にしてみて下さい。

試作拡張も実装されてるので、それも込みで記載します(っ´ω`c)

 

 

拡張パーツ2.0の詳細

拡張パーツにも車両によってこの組み合わせがいいってものはありますが、そもそも乗せたはいいものの分からないままでオススメされるよりかは、前提として拡張パーツへの理解度を深めたうえで載せるのが良いと思います。

名前の通り、自分でカスタムする方が「これが自分のカスタムした車両だ」って言えますし、例えば、車もオススメされた「速いよ!」って言うオプションパーツよりかは自分で選んだパーツ組み合わせたほうが愛が深まりますしね。経験値稼ぐ作業ゲーするよりかは楽しく思える要素が一つでもあるといいですよね。

 

まず分類別ですが

通常拡張パーツ、報酬拡張パーツ、ボンズ拡張パーツ、試作拡張パーツの4つから。

 

通常拡張パーツ

・クレジットで買えるスタンダードな種類。ミッションなどでも入手可能。

報酬拡張パーツ

・バトルパスやイベントでもらえる種類。グレードを上げる(※300万クレジット必要)とボンズ拡張パーツ並の性能へ。

ボンズ拡張パーツ

ボンズと言われる通貨を使用して購入できる拡張パーツ。入手可能な拡張では最上級。

試作拡張パーツ

 

 

では詳細へ。

通常拡張パーツ

 

報酬拡張パーツ

 

ボンズ拡張パーツ

 

試作拡張パーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優等するうえで避けるべき時間

弱い車両の優等やら国別で優等コレクターしてる方。私もやってます。なんで優等なんてやってるんでしょうね?(本末転倒)

 

はい、優等の簡単な手引きです。

 

避けるべき時間帯

・夏の日本でいう夏季休暇期間

・ホリデー作戦中

 

絶対に避けるべき時間帯

・CWE中

 

 

Personal Mission Object 260

Obj.260ミッション

 

T-55Aのミッションをさらに難易度鬼にしたバージョンです。経験値TOP1なんて当たり前みたいなミッションが勢ぞろいです。

筆者は279eが先に取れて260が後で取れたとんでもパターンなので、使用車両が大体279e...なんですが、ここではそんな鬼畜な事は書かないのご安心ください。

279eあるとめっちゃ楽

 

技術ツリーであると便利な車両

※これは一例に過ぎないです。他の車両でも可能ではあります。

LT(軽戦車)

・AMX 13 75、B-C12t、AMX 13 90、EBR 105

・LHMTV、GSOR、Manticore

・Ru251

・T-100 LT

MT(中戦車)

 

HT(重戦車)

 

TD(駆逐戦車)

 

SPG(自走)

M53/55

 

 

 

ミッションガイド

LT

Obj.260 LTミッション

MT

HT

TD

SPG